介助犬たんぽぽと川上さん
先日、私はこの仕事をして以来、素敵な体験をお客様にさせて頂きました。
今日のお客様は、
「多発性硬化症」という病で13年前から下半身麻痺になり、車椅子生活になった川上さんと四国ではまだ1頭しかいない、介助犬・たんぽぽのお迎え。
川上さんはタクシーに乗れないということで急遽、川上さんの愛車にたんぽぽを乗せ私が運転代行をさせて頂きました。いつもなら、ご自分で運転される様ですが、
今日は、中学校へ公演会に行くので道中何かあるとご迷惑をかけてしまうから。
と、ご依頼を頂きました。
川上さんは、上半身のみで運転できる様色々な工夫がされているのです。
友人の協力で川上さんが乗りやすく、快適に外に出掛けれる様にとアイデアを取り入れた箇所も教えてくれました。
体が不自由になって不便なことも沢山あるが、不可能な事はない。気持ちが前を向いていればなんとかなる。川上さんと会話しながらそう感じていました。
家族や多くの人々に励まされ、思い悩んだ日々の中で家族から頂いた「色鉛筆」と、介助犬・たんぽぽとの出会いが川上さんを更に励まし、生きがいになっていったそうです。
同じ様な方がいたら、介助犬の事を知って頂きたいという想い。
車椅子に乗っているというだけで、周りから孤立した様な感じになるけれど、
たんぽぽと一緒ならそれを忘れさせてくれる。
同じ気持ちの方がいたら、教えてあげたい。という川上さんはたんぽぽを連れて
色んな場所で公演会をされています。
今日は素敵なお客様と介助犬たんぽぽとの出会いに感謝したドライバーでした。
川上さんが描いた絵をカレンダーにしている物を頂きましたので有難く使わせて頂きます♪♪
本日はご乗車誠に有難うございまいた。